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ノートPC部門

宮野友彦(アスキープロデューサー)

部門総評
宮野友彦(アスキープロデューサー)

 今年もノートPCは混沌でした。モバイルノートで軽量といえば国内メーカーだったものが、海外メーカーも参入。超狭額縁化により13型ノートのボディサイズに14型液晶を搭載といったサイズの変動がありました。さらに、8インチクラムシェルノートのUMPC軍団も上陸してきましたし、15型がモバイルノートとして認知されました。また、ディスプレイの縦横比も16対9から16対10そして3対2まで自由な世界となり、テレビではあたりまえになっている有機ELディスプレイがノートPCにも本格採用されました。そして、インテルのモバイル用CPUの多様化により、メーカーごとに異なる世代・プロセスの混在、モバイルノートへのGPU搭載などなど、まさにカオスの世界で選定もカオスでした。

GOLD

金賞
ASUS
ZenBook Pro Duo

ZenBook Pro Duo

受賞ポイント

大胆な2画面搭載で超未来型デザイン

審査員コメント

 本格的2画面ノートPCで、15.6型のメインディスプレーには最新の有機ELの4Kディスプレー(3840×2160ドット)を搭載し、さらに、キーボードを手前にずらし、その奥に横幅イッパイの「Screen Pad Plus」というセカンドディスプレーを内蔵しています。セカンドディスプレーは14型ながら、解像度は3840×1100ドットと、横はメインディスプレーと同レゾリューションで、上下をシームレスに利用できるしくみです。
 第9世代の8コアCPU「i9-9980HK」に加えて、NVIDIAのGeForce RTX2060にVRAM6GBを搭載した、ゲーミングノート並みのパワーで、クリエイターやゲーマーも安心して利用できます。
 2画面の利用方法も、完全にひとつながりの大画面としたり、セカンドディスプレーをきれいに2分割してアプリを並べたりといった変更を、専用のユーティリティーの搭載によって、簡単に切り換えられるのもよく考えられています。タッチだけでなく、両画面ともペン入力が可能で、特にセカンドディスプレーは操作・描画領域として新しい使い方がいろいろと想像できます。
 パワフルな中身に斬新なデザインによる2画面と、使い勝手の工夫まで、まさに未来を先取りしたマシンとして金賞としました。

SILVER

銀賞
アップル
MacBook Air

MacBook Air

受賞ポイント

スリム&スマートなモバイルノートのひな型

審査員コメント

 MacBook Airは、2008年のスティーブ・ジョブズによる発表以来、「薄型モバイルノート」デザインのお手本として常に業界をリードしてきました。
 ユニボディーにシンプルなポートのみ搭載し、液晶ヒンジの隙間から排熱をおこない、無駄な溝や穴のないデザインは非常にシンプルで美しいものです。
 最新モデルでは13.3インチのRetinaディスプレイ(2560×1600ドット)で16対10のアスペクト比を保持しながら、厚みは15.6ミリ、幅304ミリ、奥行き21.2ミリで重量は1.25キロとなっています。
 その変わりなき美しさと読者投票の人気により銀賞とさせていただきました。

SILVER

銀賞
日本マイクロソフト
Surface Pro 7

Surface Pro 7

受賞ポイント

2in1のお手本マシンにIceLakeを投入で最強

審査員コメント

 2013年の発売以来、キーボード着脱型のタブレットPCのお手本として歩みつつ、ついに最新モデルではインテルの最先端CPUを搭載して最強化しました。
 最大の特徴は、そのデザインにあります。12.3インチの3対2という、短辺の比率が大きいディスプレイと、背面のツイタテ型スタンドにより、タブレットとしての使い勝手の良さと自由なスタイルでの利用が可能です。
 さらに、タイプカバーという名前のキーボードによって、クラムシェル型に近い入力環境と、持ち運び時の液晶の保護を実現しています。
 SurfaceペンとSurface Arc マウスも、タイプカバーと合わせて、使い勝手の向上と、カラーリングのコーディネイトが楽しめます。
 最新のインテル第10世代コアのIce Lakeを採用することによって、内蔵グラフィックス能力も大幅に増強しました。これにより、ライトワークだけでなく、よりクリエイティビティの高い作業も、タブレットPCで可能とした先進性により銀賞とさせていただきました。

BRONZE

銅賞
VAIO
VAIO SX14

VAIO SX14

受賞ポイント

モバイルの基本を14インチに移した

審査員コメント

 13型のフットプリントに14型液晶を搭載し、モバイルノートの液晶サイズをもちあげたマシンです。左右の額縁を5ミリとして、同社のS13と同じボディ幅を実現しています。画面が大きくなったにもかかわらず、新UDカーボンなどの採用により、S13より軽い999グラムとダイエットにも成功しました。
 タイプC端子では、モバイルバッテリーやスマホ用充電器の5V1.5Aからでも給電を可能としており、緊急時にも安心です。
 「VAIO True Performance」という独自のチューニングによる高速動作や、4K液晶(3840×2160ドット)、1TBのSSDも選択可能で、モバイルノートを超えたクリエイティブな利用も可能となっています。
 LTEモデムの内蔵や、無刻印キーボードといったトンがったカスタマイズ仕様もVAIOらしい勢いがあり、銅賞とさせていただきました。

BRONZE

銅賞
レノボ
ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X1 Carbon

受賞ポイント

第7世代はマジメな進化で納得

審査員コメント

 黒いモバイルノートといえばThinkPadで、そのフラッグシップモデルが泣く子も黙るX1 Carbonです。ついに7世代目となった今モデルは、新デザインでカーボン柄の天板が選べるようになりました。
 新しい塗装により、手触りが柔らかく、手油もつきにくくなっています。サイズは前モデルより1ミリ薄くなり、1.09キロと軽くなりました。
 独自の「Lenovo Smart Standby」を搭載して、ユーザーがよく使う時間帯にはModern Standbyで動作し、そうでない時間は休止します。バッテリーを消費せずに1.3秒の復帰時間を実現しました。
 ディスプレイは5種類のバリエーションがあり、フルHDから4K、光沢に無光沢、タッチ・ノンタッチを選ぶことができます。
 また、4つのスピーカーと4つのマイクを搭載し、モバイル会議用ノートとしても強化されています。もはや完成形ながら常に進化する最強ビジネスマシンとして銅賞とさせていただきました。

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